みなさんこんにちは、NBA大好きBlackまんばです。
楽天NBAで試合を見る日々を送っていますが、今年はここ数シーズンで最もNBA全体のチームのバランスが取れていて、どの試合もおもしろいです。
4年前はウォリアーズがNBA史上最多の82試合中73勝を記録して、1強状態だったのに。(ジョーダンが所属していた最強ブルズよりも多い勝利数です)
しかし、そんな最強ウォリアーズが今シーズンかなり苦戦していて、NBAに衝撃が走っています。
そこで今回の記事では、ウォリアーズがどのようなチームか、どうして今シーズンウォリアーズが苦戦しているのかお話します。
そしてウォリアーズがどうして不調なのか、これから続く今シーズンどうなるのかについて解説していきます。
この記事を読めばウォリアーズについて詳しくなれるので、是非最後までお読みください。
Table of Contents
ウォリアーズとはどんなチーム?
ウォリアーズとは、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコのに本拠地を置く、NBAウェスタン・カンファレンスに所属するチームです。
ヘッドコーチはスティーブ・カーで、最近は2015、2017、2018シーズンでNBAチャンピオンに輝きました。
「NBA史上最高のシューター」とも呼び声高いステファン・カリー(PG)は、甘いマスクとしなやかなプレーがめちゃくちゃかっこいいです。
カリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
カリーの相棒のクレイ・トンプソン(SG)も3ポイントシュートが得意で、2人のタッグは「スプラッシュ・ブラザーズ」という愛称で親しまれています。
2017、2018シーズンに優勝したときは、NBA屈指のスコアラーであるケビン・デュラント(SF、現ネッツ)もウォリアーズにいたので、ほぼ止めることが不可能で相手チームからすると、やっかいなチームでした。
苦戦の理由①:去年までの主力選手が根こそぎチームを去った(主力選手紹介有り)
今シーズン、ウォリアーズが苦戦している理由2つ目は、去年の主力選手がほとんどチームを去ってしまったことです。
ウォリアーズから去ってしまった主要選手たちの、1試合あたりの平均スタッツを見てみましょう。
- ケビン・デュラント(SF現ネッツ) 26.4得点 6.4リバウンド 5.4アシスト
- アンドレ・イグダラ(SF現グリズリーズ) 6.0得点 3.8リバウンド 3.3アシスト
- ショーン・リビングストン(G引退) 5.5得点 2.0アシスト
- クイン・クック(G現レイカーズ) 9.5得点 2.5リバウンド 2.7アシスト
- ジョーダン・ベル(C-F現ティンバーウルブズ) 4.6得点 3.6リバウンド
上記のメンバーを見ても、ベンチから出てくるとは思えない豪華なメンバーで、他のチームへ行ったらスタメン級の選手ばかりですよね。
上記の元ウォリアーズのメンバーの中でも特に、ウォリアーズの中心を担っていた選手を紹介していきます。
ケビン・デュラント(現ネッツ)
元ウォリアーズのケビン・デュラントは、言わずと知れたNBAトップリーグのスコアラーでウォリアーズのエースでした。
↑カリーとハイタッチをかわすデュラント
デュラントの存在はかなり大きく、長いウイングスパン(腕の長さ)から繰り出されるシュートタッチは柔らかく、インサイド、アウトサイドで得点できるスコアラーです。
SFなのに身長が208㎝(見た感じもうちょいある)ある上、ボールハンドリングも良く、スピードもあるのでアンストッパブルです!
【余談?】なんだかカタカナが多くて、ルー〇柴みたくなってすみません。。。
アンドレ・イグダーラ(現ヒート)
元ウォリアーズのアンドレ・イグダーラは、ウォリアーズのシックスマン(スタメン5人の後に、6番目としてベンチから出てくる選手のこと)でした。
スタッツには現れませんが、ディフェンスでは相手エースを抑えるエースストッパーとして、オフェンスではゲームメイクをしつつ、勝負どころでは3PTを決められる、頼りになる選手でした。
昨シーズンのウォリアーズでのスタッツから想像することは難しいかもしれませんが、イグダーラはカリー、トンプソンを差し置いて、2015年シーズンNBAファイナルで、ファイナルMVPに輝いています。
ディフェンス、ゲームメイクで貢献できる「縁の下の力持ち」のような選手がチームを去ったのはチームにとってはかなりの痛手ですよね。
ショーン・リビングストン(引退)
元ウォリアーズの長身PG(201㎝)のショーン・リビングストンは、ベンチから1試合当たり20分ほど、カリーの交代として出てくる選手でした。
カリーとは全く異なるプレイスタイルで、3PTは打てないものの、長身を生かし相手PGに対してポストアップをして、頭の上からシュートを放ちます。
時にはスラムダンクを見せたり、ミドルレンジも得意で、チームを勢いづけました。
ディフェンス力にもあり、チームの流れを変えられる素晴らしい選手でした。
苦戦の理由②:今シーズンは怪我人が多すぎる
今シーズン、ウォリアーズが苦戦している理由2つ目は、怪我人が多すぎることです。
ウォリアーズで今怪我をしている線選手は下記の選手はこちらです。(スタッツは昨シーズン)
- ステファン・カリー 27.3得点 5.2アシスト 5.3リバウンド
- クレイ・トンプソン 21.5得点 2.4アシスト 3.8リバウンド
- ドレイモンド・グリーン 11.0得点 7.3アシスト 7.6リバウンド(5試合欠場後復帰済み)
まず「スプラッシュブラザーズ」がいないだけで、50点近くのチームの得点が無くなっているので、ウォリアーズが苦戦することもしょうがないですよね。
カリーとトンプソンがいなくて困るのは、数字を見れば明らかなので、グリーンについて話して行きます。
ドレイモンド・グリーンは「スプラッシュブラザーズのまとめ役」
ドレイモンド・グリーンは2人と比べると得点力は劣りますが、リバウンドとアシストもできるので、トリプルダブルもできる選手です。
PFながらゲームメイクをする彼はいわば「スプラッシュブラザーズのまとめ役」です。
↑おたけびをあげるグリーン
僕が思うに、グリーン無しでは、スプラッシュブラザーズはここまで生きないと思います。
スプラッシュブラザーズの2人は、ドリブルが極端に少ない3PTシューター(特にトンプソン)で、スクリーンなどを利用してからのキャッチ&シュートが多いです。
グリーンと同じポジション(PF)でぺりメーターディフェンスが得意な選手は少なく、グリーンがボールを保持してもプレッシャーがかかりません。
そのため、グリーンのパスセンスに加わり、プレッシャーがかからないという最高のシチュエーションでスプラッシュブラザーズへのアシストが量産されます。
【余談】グリーンは熱い男。暑すぎてよくトラッシュトークを持ちかけたりして、退場するのが多いのは気を付けてほしい…(笑)
これからのウォリアーズは若手の成長が不可欠
今シーズン苦戦中のウォリアーズは、若手選手の成長が不可欠です。
トンプソンは今季絶望、カリーは復帰できても春ごろになる予定です。
この怪我人が多すぎる状態を「今季のウォリアーズ終わった…」と悲観的には捉えず、プラスに若手のいい成長機会やん!」と捉えましょう。
実際、ジョーダン・プール(SG)やエリック・パスカル(PF)はルーキーながらスタメン出場を果たし、プールに関してはスタメンのままです。
パスカルはグリーンが欠場していた間、スタメン出場し、34得点13リバウンドを記録し、大活躍でした。
↑ 34得点はちなみに、今シーズンルーキーの中で最高得点を記録したパスカル
パスカルは身体能力が高く、リング付近がとても力強く、コンタクトがあってもシュートをねじ込む力があります。
彼らのように既に活躍できる選手がさらに成長し、そこへスプラッシュブラザーズが返ってくると思えば、気持ちが楽になり将来が明るく感じませんか?
【余談】パスカルがPF、グリーンがSFのスタメンラインナップが見たいからどなたか、ウォリアーズHCのスティーブ・カーに伝えておいて下さい。
まとめ:今シーズンはウォリアーズとって我慢の年
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、今シーズン苦戦中のウォリアーズについてまとめてみました。
苦戦してしまっている理由や、これからウォリアーズの若手の成長が必要不可欠なことに関してもふれてみました。
エースのケビン・デュラントがチームを去り、スプラッシュブラザーズが怪我中のウォリアーズも、今シーズンは若手の成長機会だと思えば気持ちが楽になりませんか?(ウォリアーズファンが激減した気がする、、、)
今シーズンはウォリアーズにとっては我慢の年になりますが、応援し続けましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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